住職– tax –
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柚作務
先日、お墓の柚の木になった柚の実を使い、「柚ごしょう」を作りました。先代が作っていたときにお手伝いくださったお檀家さんが、今度は私の家内に手ほどきをしてくださいました。先代は母親、つまり私の祖母から製法を伝授されたそうです。このように... -
「元気でね」
先日、善信寺のお檀家さんが亡くなりまして、葬儀をさせていただきました。無事に通夜、葬儀も終わり、いよいよ最後のお別れのとき、棺桶にふたをする直前、亡くなられたご主人に対して奥さまが、「元気でね…」とお言葉をかけていらっしゃいました。この... -
新しいお霊具膳
仏様にご飯を差し上げるお霊具膳(おりょうぐぜん)がだいぶ古くなってまいりました。塗りがはげてきましたので、新しいものを購入したいと思っておりましたら、家内がお位牌堂の物置から新品を見つけてくれました。昭和50年に本堂を再建し、そのときに... -
冬到来?
立冬はまだ先ですが、一気に季節は冬といった感じですね。風に頭がすーすーしております。でもまだ法衣は夏のまま。衣替えは11月1日です。以前は10月5日の達磨さんのご命日、すなわち達磨忌が衣替えの日だったように思いますが、最近は温暖化が進んだせ... -
ちょっと冬支度
季節が一気にまわった感じがしますね。秋をとばして冬が来たような気がいたします。冬支度というほど大袈裟なものではありませんが、季節の変化に伴い、本堂で少し作務をいたしました。 ひとつめは、座布団の模様替え。一度干してから、夏用のカバーを... -
大山祇神社
毎年、11月の第一土曜日には、和合町の大山祇神社に、お経を読みに参ります。「神社でお経?」と思われることでしょうが、大山祇神社には神さまの他に半僧坊さまが祀られておりまして、そのお堂にて、お祭りの日にお経を上げさせていただくのです。般若... -
十六世寺庭 水野俊子
9月28日は先々代寺庭の水野俊子の命日です。寺庭とは住職の奥さんのことで、つまりは十六世東明和尚の奥方であり、私の祖母に当たります。私が小学生の頃に他界いたしましたし、晩年は入院生活もありましたので、申し訳ないのですがあまり深く記憶には残... -
善信寺十六世 東明和尚
本日、9月19日は、先々代の善信寺住職、東明和尚の命日です。東明和尚は善信寺十六世であり、私の祖父にあたります。 戸籍謄本によりますと、東明和尚は明治36年(1903年)12月8日に岐阜県大垣市にて、父 桑山九右エ門、母 古田なつの間に産まれ、本... -
輝きワールド
いろいろと皆さまにご心配をおかけいたしております息子ですが、今年も無事、障害者芸術発表会「輝きワ-ルド」に参加することができました。 この催しは、静岡駅北口地下広場にて毎年行われる発表会で、楽器演奏あり、歌唱披露あり、ダンス披露あり、... -
季節の変化
まだまだまだまだ暑さが続いております。「春は名のみの~」と「早春賦」に歌われますが、まさに「秋は名のみの~」という気分ですね。もうすぐに9月だというのに連日33度という猛暑日が続き、身体もまいってしまいます。 ただ、そんな中でも、季節の移...