住職– tax –
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立春を過ぎて
立春が過ぎました。まだ2月ですが今年は暖かいですね。火の気がないのでとにかく寒い本堂にいても、そんなに苦に感じません。また墓石に体温を奪われるお墓にいても、風さえ強くなければ、そんなに寒いとは思いません。少し気が早いような気もいたします... -
雨の日の作務
だんだんと暖かくなってまいりました。お墓等で雑草が生えてくる季節です。本当はせっせと小さいうちに摘んでしまえばいいのでしょうが、菜種梅雨なのか、雨が続きました。そういう日は室内での作務となります。 ところで先日、お檀家さんの法要を営ん... -
ご親教の準備
方広寺の管長さまが善信寺にお出かけくださり、檀信徒にお話しくださるご親教がいよいよ来月です。天龍寺僧堂の先輩でもある安永老大師をお迎えするにあたり、天龍寺ゆかりの品を少しずつ準備し、飾っております。 他の部屋に飾ってあった、クリストン... -
先住命日
1月は祖師方のご命日が続きます。9日が天龍寺前管長の平田精耕老大師、10日が臨済禅師、17日が百丈禅師、18日が白隠禅師、23日が当山開山の江雲禅師、そして本日、1月28日が前の住職、大豊和尚の命日でした。 大豊和尚は亡くなってちょうど10年になりま... -
正楽師匠
紙切り芸の三代目 林家正楽師匠が亡くなられたと新聞の訃報欄で見ました。大ショックです。もう大ファンでした。ご病気だったのでしょうが、亡くなる二日前まで高座に上がられていたとか。まだお若いのに、本当に残念です。 私も何回か、東京の寄席で高... -
「涅槃図」
まだ涅槃会には半月ほどありますが、今年も早々に「涅槃図」を掛けました。よろしければご覧ください。 善信寺の涅槃図は作者はどなたか存じませんが、大幅の立派なものです。江戸時代のものと伝えられておりますが、だいぶ表装が古くなりましたので、... -
『法光 正月号』
年末年始にお寺にお参りの方に差し上げている、臨済会発行の冊子、『法光 正月号』ですが、今回は京都嵐山の天龍寺僧堂師家の阪上宗英老大師が寄稿なさっておられます。この阪上老大師、実は一度、善信寺においでくださっているのですねぇ。って、私も... -
般若札作成
毎年1月5日に大般若のご祈祷をいたします。その際にお檀家さん方にお配りする般若札を作成いたしました。中の紙に判子を二つ捺し、外の紙に一つ捺します。印肉が乾くまで一週間ほど広げておき、乾いたら糊付けして、赤い帯を巻いて出来上がりです。50部... -
位牌堂の掃除
早いものでもう12月も半ばに到ろうとしています。先日、歳晩作務のひとつとして、位牌堂の掃除をしました。お檀家さんからお預かりしているお位牌、寺の歴代ご住職方のお位牌、開山さまの木像、前の本堂のご本尊の観音さま、そのほかの仏さまを一つひと... -
隣寺閑栖和尚遷化
隣のお寺の閑栖和尚さま(かんせいおしょう ご隠居さまのことです)が亡くなりました。まずは通夜と密葬を済ませ、本番は津送という本葬です。亡くなったのは11月ですが、津送は来年の3月に行います。だいぶ時間があきますが、それだけ準備も大変という...