先日、当山に新しく陶器仏の十一面観音さまを迎えました。どちらからかと申しますと、実はネットオークションからです。タイトルには「◆仏像◆ 十一面観音像 ガンダーラ美術 バーミヤン遺跡 古陶器 壁掛け オブジェ」と書かれていましたが、説明文には「ガンダーラ」とも「バーミヤン」とも書かれていませんでしたので、まあそれらは釣り文句と言うか、「検索用ワード」とでも言うものなのでしょうね。失礼ながらお値段もお値段でしたので、だまされたとも思いませんが、全体の雰囲気やお顔も気に入りましたので、落札させていただきました。つまりご縁をちょうだいしたわけです。
現在は善信寺の玄関の正面にそのまま飾らせていただいておりますが、なんとも後ろの板の穴が痛ましいですね。飾り紐などでどこかに固定されていたのでしょうか? このままではかわいそうなので、なんとか工夫して、見栄え良くさせていただこうと思っております。そうできましたら、改めて開眼供養もし、飾る場所ももう少し工夫してみることにいたします。