先日、押入れの片付けをしたことを書きましたが、その際に、押入れから方広寺のパンフレットが大量に出てまいりました。なんでうちにこんなにもたくさん、方広寺のパンフレットがあるのかと申しますと、写真に写っている女性三人が、ひくま幼稚園の職員だったからです。おそらくこのパンフレットは私がひくま幼稚園に就職した平成元年より少し前、昭和の終わり頃だと思われます。と言いますのも、三人のうち一人は知らない方なのですが、二人は一緒に仕事をしておりましたので、その時分だろうと検討いたしました。その頃、先代和尚は園長で、本山にも宗会議員かなにかで出向いておりまして、内局から「おい、善信寺は幼稚園をしているのだから若い女性がたくさん勤めているだろう。きれいどころを数人貸せ」と言われて、出張させたというようなことを申しておりました。
最近は顔を見ておりませんが、「若いきれいどころ」も「落ち着いたご婦人」という風情かも。お元気なら幸いです。また訪ねてくださればお渡ししようと思い、数部は取っておくことにいたしましょう。
