年末年始にお寺にお参りの方に差し上げている、臨済会発行の冊子、『法光 正月号』ですが、今回は京都嵐山の天龍寺僧堂師家の阪上宗英老大師が寄稿なさっておられます。この阪上老大師、実は一度、善信寺においでくださっているのですねぇ。って、私もごく最近まで気が付いていなかったのですが…。大変申し訳ない話でございます。
修行僧は「遠鉢」と言って、修行道場から離れた土地に托鉢に出かけることがございます。私も一度、今の天龍寺派管長 佐々木容道老大師と一緒に(まあなんておそれ多い…)、鎌倉に三泊で遠鉢に出かけたことがございます。だいたいは修行道場のOBのお寺を頼って、そこを足掛りとして遠鉢を行うわけですが、2011年(平成23年)に天龍寺OBである私が副住職を務める善信寺に、天龍寺の修行僧の方三名がおいでくださったわけなんですねぇ。そのときの引き手さん、つまり最上位者が阪上老大師であったというわけなのです。そのときにはそういったお偉い方とはまだ知らず、夕食に「グランドホテル浜松 いなんば」にお連れして、しゃぶしゃぶを出し、食べていただいたことは内緒です。シ━━━ッd(ºεº;)