浜松市中区あたりはお盆が7月ですので、地蔵盆も本日7月24日です。毎年お檀家の方がお地蔵様用の前掛けと帽子を手作りしてくださるので、一昨日、家内がお地蔵様周辺の掃除をいたしまして、着替えさせてくれました。元来、お地蔵様は「六地蔵様」と呼ばれ、六道の辻にお一人ずつ立たれるのですが、うちはどういうわけか七人のお地蔵様がいらっしゃいます。また永代供養塔の横にももう一人いらっしゃいますが、こちらはもともと永代供養塔の前に建っていた「無縁仏供養塔」に立っていらっしゃった方です。合計八人のお地蔵様の衣装が新しくなりました。お喜びのことと思います。
さて、毎年7月24日には、私は和合町の町墓地に出かけ、そちらにいらっしゃるお地蔵様にお経を上げさせていただいております。もともと和合町の町墓地にはお盆時期に施餓鬼供養に出かけておりまして、それとは別に7月24日には、和合町の何か所かにいらっしゃったお地蔵様をまわり、それぞれにお経を上げさせていただいておりました。それが昭和の終わりごろからでしょうか? お地蔵様も町墓地に集められ、そちらで一緒にご供養ということになりました。私も一、二度は町内各所をまわりお地蔵様にお経を上げさせていただいた記憶がございますが、最近はずっと町墓地でという感じですね。
まず大悲呪・開甘露門というお経でお施餓鬼供養をさせていただき、続いて般若心経・消災呪で地蔵回向をし、続けて地蔵真言を唱えます。町内役員の皆さまも暑い中ご参加くださり、毎年の行事がしめやかに行われました。