26日土曜日に、上島の徳正寺さんでご親教が行われました。本山奥山方広寺から安永祖堂 管長猊下が徳正寺さんにお越しになり、親しく檀信徒の皆さまに法を説かれるという会です。当日は私も含め、近くのお寺の和尚さんたちがお手伝いに上がりました。もちろんお手伝いだけでなく、私も猊下のお話を楽しみにうかがいました。
ところが、お話が始まりますと、一番後ろの席で女性二人のおしゃべりが…。う~む、注意しに行ったほうがいいのであろうか、とか悩んでおりますと、肝心の猊下のお話に集中できません。気が散ってしまうのですね。
ですが、途中から猊下のお話にぐいぐいと引き込まれてまいりますと、不思議とその人たちのおしゃべりが気にならなくなくなってきました。私自身が猊下のお話に集中しきれたのでしょう。してみると、おしゃべりを「集中への邪魔もの」と考えるのは間違いで、実はあらたむべきは集中できない自分自身であり、まさに自らの未熟を知れということだったのですね。反省です。
もちろん、大切なお話中のおしゃべりはだめですよ。